レザー素材の種類比較表(完全版)|失敗しない革の選び方ガイド
レザーファッションを選ぶとき、「どの素材を選べばいいか分からない...」と悩んだことはありませんか?
本革だけでも牛革・羊革・馬革と種類が多く、さらにフェイクレザーや人工皮革といった選択肢もあります。
それぞれに特徴があり、用途や予算によって最適な素材は変わってきます。
この記事では、30種類以上のレザー素材を徹底比較し、あなたにぴったりの素材選びをサポートします!
☑ 本革とフェイクレザーの違いは?
☑ 牛革・羊革・馬革、どれを選べばいい?
☑ 高級レザーって何が違うの?
☑ お手入れしやすい素材は?
初めてレザー製品を買う方も、次の一着を探している方も、この完全ガイドを参考にしてください♪
レザーの基礎知識|まずは分類を理解しよう
「皮」と「革」の違いとは?
皮(ひ・かわ)
動物から剥いだままの状態。
このままでは腐敗してしまいます。
革(かわ)
「なめし加工」を施して耐久性を持たせたもの。
レザー製品に使用されます。
この「なめし」という工程によって、皮は長く使える「革」へと生まれ変わるのです!
レザーの3大分類
レザーは大きく分けて3つのカテゴリーに分類されます。
1. 本革(天然皮革)
- 動物の皮を加工したもの
- 経年変化(エイジング)が楽しめる
- 高価だが長持ちする
- 適切なケアが必要
2. 合成皮革(フェイクレザー/PUレザー)
- 布地の上に合成樹脂を塗布
- 本革より安価
- 水に強く手入れが簡単
- 寿命は2〜3年程度
3. 人工皮革
- 不織布をベースに樹脂を染み込ませる
- 合成皮革より本革に近い質感
- 軽量で扱いやすい
- スポーツ用品などに多用
本革・合成皮革・人工皮革の比較表
| 項目 | 本革 | 合成皮革 | 人工皮革 |
|---|---|---|---|
| 原料 | 動物の皮 | 布地+樹脂 | 不織布+樹脂 |
| 価格 | 高い | 安い | 中程度 |
| 耐久性 | 5〜20年以上 | 2〜3年 | 3〜5年 |
| 経年変化 | あり(魅力) | なし | なし |
| 手入れ | 必要 | ほぼ不要 | ほぼ不要 |
| 水への強さ | 弱い | 強い | 強い |
| 通気性 | 良い | 悪い | 中程度 |
| 重量 | 重い | 軽い | 軽い |
レザーのグレード分類|品質の違いを知ろう
本革の中でも、加工方法によってグレードが分かれます。
1. フルグレインレザー(最高級)
- 革の表面(銀面)をそのまま使用
- 最も自然で美しい質感
- 最高の耐久性
- 価格も最高クラス
2. トップグレインレザー
- 表面を薄く削って均一に加工
- フルグレインに次ぐ品質
- バッグや財布に多用される
3. ジェニュインレザー
- 「本革」の意味だが品質は中程度
- 表面を削って塗装で仕上げ
- コストパフォーマンス重視
4. スプリットレザー
- 革を層状に分割した下層部分
- スエードの原料
- 表面より強度は劣る
5. ボンデッドレザー
- 革の端材を接着剤で固めたもの
- 最も安価
- 耐久性は低い
【本革】動物別レザー素材の完全比較
牛革シリーズ|最もポピュラーなレザー
カーフスキン(生後6ヶ月以内の子牛)
特徴
- 最高級の牛革
- きめ細かく柔らかい
- 傷が少なく美しい表面
- 軽量で扱いやすい
価格帯: ★★★★★(非常に高価)
耐久性: ★★★★☆
主な用途: 高級財布・フォーマルバッグ・ドレスシューズ
こんな方におすすめ:
- 最高品質を求める方
- 上品で洗練された印象を重視する方
キップスキン(生後1年以内の子牛)
特徴
- カーフとステアの中間品質
- カーフより厚みがあり丈夫
- それでいて柔らかさも保つ
- コストパフォーマンス良好
価格帯: ★★★★☆(高価)
耐久性: ★★★★☆
主な用途: ビジネスバッグ・財布・ベルト
ステアハイド(去勢された成牛の雄)
特徴
- 厚みがあり非常に丈夫
- 牛革の中で最も一般的
- 経年変化が楽しめる
- RECCIAのレザージャケットに多用
価格帯: ★★★☆☆(中価格)
耐久性: ★★★★★
主な用途: レザージャケット・ブーツ・ベルト
RECCIAでの活用:
丈夫で長持ちするため、毎日使えるレザージャケットに最適です♪
カウハイド(出産経験のある雌牛)
特徴
- ステアよりやや薄手
- 柔軟性がある
- しなやかな質感
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★★☆
主な用途: レザージャケット・バッグ
ブルハイド(去勢されていない雄牛)
特徴
- 最も厚く硬い牛革
- 傷が多いが野性味ある表情
- ハードな使用に耐える
価格帯: ★★☆☆☆
耐久性: ★★★★★
主な用途: 作業用・ハードなアウター
水牛革(バッファローレザー)
特徴
- 牛革より厚く丈夫
- 独特のシボ模様
- ワイルドな風合い
- 比較的安価
価格帯: ★★☆☆☆
耐久性: ★★★★★
主な用途: カジュアルバッグ・ベルト
羊革シリーズ|柔らかさが魅力
シープスキン(羊革)
特徴
- 非常に柔らかく軽量
- 着心地が良い
- 牛革より強度は劣る
- 手頃な価格で本革が楽しめる
価格帯: ★★★☆☆(中価格)
耐久性: ★★★☆☆
主な用途: レザージャケット・手袋・室内履き
RECCIAでの活用:
初めて本革ジャケットを買う方に最適!3〜5万円で上質な着心地が手に入ります♪
こんな方におすすめ:
- 軽くて柔らかいレザージャケットが欲しい方
- 初めての本革製品を検討している方
ラムスキン(子羊革)
特徴
- シープより更に柔らかい
- 上品な光沢
- きめ細かい質感
- デリケートで注意が必要
価格帯: ★★★★☆(高価)
耐久性: ★★☆☆☆
主な用途: 高級アパレル・ドレスシューズ
山羊革|独特のシボが魅力
ゴートスキン(山羊革)
特徴
- 独特のシボ(しわ模様)
- 羊革より丈夫
- 軽量で柔軟
- 撥水性がある
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★★☆
主な用途: レザージャケット・グローブ・バッグ
こんな方におすすめ:
- 個性的な質感を求める方
- 軽くて丈夫な素材が欲しい方
馬革シリーズ|最高級の輝き
コードバン(馬の臀部)
特徴
- 「革のダイヤモンド」と呼ばれる
- 独特の光沢と滑らかさ
- 非常に希少
- 経年変化が美しい
- 1頭から取れる量が限られる
価格帯: ★★★★★(超高級)
耐久性: ★★★★★
主な用途: 高級靴・財布・ベルト
手入れ: 専用クリームで定期的なケアが必要
ホースハイド(馬革)
特徴
- 牛革より軽量
- しなやかで柔軟
- きめ細かい繊維
- ヴィンテージライダースに多用
価格帯: ★★★★☆
耐久性: ★★★★☆
主な用途: レザージャケット・ブーツ
豚革(ピッグスキン)
特徴
- 日本で唯一自給できる革
- 三角形に並ぶ毛穴が特徴
- 通気性が良い
- 軽量で柔らかい
- 比較的安価
価格帯: ★★☆☆☆(安価)
耐久性: ★★★☆☆
主な用途: 裏地・カジュアルバッグ・財布
その他の特殊レザー
カンガルーレザー
特徴
- 牛革の3倍の強度
- 非常に軽量
- 薄くて丈夫
- サッカーシューズに使用
価格帯: ★★★★☆
耐久性: ★★★★★
主な用途: スポーツシューズ・高級靴
ディアスキン(鹿革)
特徴
- 非常に柔軟
- 通気性が良い
- 水に濡れても硬くならない
- 手袋に最適
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★☆☆
主な用途: 手袋・ジャケット
ペッカリー(ヘソイノシシ)
特徴
- 三つ一組の毛穴が特徴
- 最高級手袋素材
- 非常に希少
価格帯: ★★★★★
耐久性: ★★★★☆
主な用途: 高級手袋
エキゾチックレザー|高級素材の世界
クロコダイル(ワニ革)
種類と特徴
1. スモールクロコ(イリエワニ)
- 最高級
- 細かく整った斑模様
- 光沢が美しい
2. ラージクロコ(ニューギニアワニ)
- 大きめの斑模様
- スモールより手頃
3. ナイルクロコ
- アフリカ産
- 均整の取れた模様
4. シャムワニ
- 東南アジア産
- 比較的入手しやすい
共通特徴
- 最強クラスの耐久性
- ステータス性が高い
- 適切なケアで何十年も使用可能
価格帯: ★★★★★(超高級)
耐久性: ★★★★★
主な用途: 高級バッグ・財布・時計ベルト
アリゲーター
特徴
- クロコダイルに似るが別種
- 腹部の模様がより整っている
- アメリカ産が主流
価格帯: ★★★★★
耐久性: ★★★★★
主な用途: 高級バッグ・財布
クロコダイルとの違い:
- 鼻先の形状が異なる
- 腹部の鱗の配列が違う
パイソン(蛇革)
種類
- ダイヤモンドパイソン(最高級)
- モラセスパイソン
- ウォーターパイソン
特徴
- 独特の鱗模様
- 軽量で柔軟
- 個体差が大きく個性的
- 金運アップのお守りとされる
価格帯: ★★★★☆
耐久性: ★★★☆☆
主な用途: バッグ・財布・ベルト
オーストリッチ(ダチョウ革)
特徴
- クイルマーク(突起)が特徴
- 非常に柔軟
- 軽量
- 独特の高級感
- 耐久性が高い
価格帯: ★★★★★
耐久性: ★★★★☆
主な用途: ハンドバッグ・財布・ブーツ
スティングレイ(エイ革・ガルーシャ)
特徴
- ビーズ状の表面
- 硬質で傷に非常に強い
- 耐水性が高い
- 「海の宝石」と呼ばれる
- スターマーク(中心の白い部分)が人気
価格帯: ★★★★☆
耐久性: ★★★★★
主な用途: 財布・小物・装飾
特記事項:
- 水に濡れても問題なし
- 10年以上使える耐久性
リザード(トカゲ革)
特徴
- 繊細な鱗模様
- 薄くて軽い
- エレガントな印象
- リングリザード(輪模様)が高級
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★☆☆
主な用途: 財布・時計ベルト・小物
シャークスキン(サメ革)
特徴
- 独特のザラザラした質感
- 非常に軽量
- 耐久性が高い
- 水に強い
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★★☆
主な用途: 財布・ベルト・小物
エレファント(象革)
特徴
- 独特の深いシワ模様
- 非常に丈夫
- 希少価値が高い
- ワシントン条約で規制
価格帯: ★★★★★
耐久性: ★★★★★
主な用途: 高級財布・バッグ
注意: 現在は入手困難
加工・仕上げ別レザー分類
表面加工による種類
スムースレザー
- 表面が滑らかで光沢がある
- 最も一般的な仕上げ
- お手入れしやすい
- きれいめコーデに最適
RECCIAでの活用:
多くのレザージャケットやスカートに使用され、きれいめコーデに最適♪
ヌバック
- 表面をバフ加工して起毛させたもの
- ベルベットのような質感
- スエードより高級
- 上品な印象
手入れ: 専用ブラシとスプレーが必要
スエード
- 革の裏面を起毛させたもの
- カジュアルな印象
- 柔らかい風合い
- 秋冬に人気
主な用途: ジャケット・靴・バッグ
シュリンクレザー
- 薬品で革を縮ませてシワを作る
- 傷が目立ちにくい
- カジュアルな雰囲気
- メンテナンスが楽
エンボスレザー
- 型押しで模様をつけたもの
- クロコ型押しなどが人気
- 本物のエキゾチックレザーより安価
- 均一な模様
パテントレザー(エナメル革)
- 表面に樹脂コーティング
- 光沢が強い
- フォーマルに適する
- 水に強い
注意点: 高温に弱く、くっつきやすい
オイルレザー
- オイルを含浸させた革
- 撥水性がある
- しっとりした質感
- 経年変化が楽しめる
- 手入れが簡単
プルアップレザー
- オイルやワックスを多く含む
- 曲げると色が変わる
- ヴィンテージ感のある表情
- 使い込むほど味が出る
ブライドルレザー
- 蜜蝋を何度も塗り込んだ革
- 硬くて丈夫
- ブルーム(白い粉)が特徴
- ベルトや革小物に最適
価格帯: ★★★★☆
耐久性: ★★★★★
サドルレザー
- 馬具用に開発された革
- 非常に厚く丈夫
- タンニンなめし
- ベルトに最適
価格帯: ★★★☆☆
耐久性: ★★★★★
なめし方法による分類
タンニンなめし(ベジタブルタンニン)
特徴
- 植物由来のタンニンを使用
- 時間がかかる伝統的製法
- 経年変化が美しい
- 硬めの仕上がり
- 環境に優しい
向いている製品: ベルト・革小物・靴底
メリット:
- 深みのある色に変化
- 飴色のエイジング
- 丈夫で長持ち
デメリット:
- 製造に時間がかかる
- 価格が高い
- 水に弱い
クロムなめし
特徴
- 化学薬品(クロム塩)を使用
- 短時間で加工可能(数時間〜数日)
- 柔軟で発色が良い
- 経年変化は少なめ
- 現代の主流(約80%)
向いている製品: レザージャケット・バッグ・靴
メリット:
- 柔らかくて着やすい
- カラーバリエーションが豊富
- 比較的安価
デメリット:
- エイジングは楽しめない
- 環境負荷がやや高い
コンビネーションなめし
特徴
- タンニンとクロムの両方を使用
- 両方の長所を活かす
- 高品質な革に多い
- バランスが良い
価格帯: ★★★★☆
特性: 適度な柔軟性と経年変化
総合比較表|30種類以上のレザー素材一覧
| 素材名 | 動物 | 柔軟性 | 耐久性 | 重量 | 価格 | 経年変化 | 手入れ | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カーフスキン | 牛 | ◎ | ◎ | 軽 | 超高 | ◎ | 中 | 財布・バッグ |
| キップスキン | 牛 | ◎ | ◎ | 軽〜中 | 高 | ◎ | 中 | バッグ・ベルト |
| ステアハイド | 牛 | ○ | ◎ | 重 | 中 | ◎ | 中 | ジャケット・ブーツ |
| カウハイド | 牛 | ○ | ◎ | 中 | 中 | ○ | 中 | ジャケット・バッグ |
| ブルハイド | 牛 | △ | ◎ | 重 | 低 | ○ | 中 | 作業用 |
| 水牛革 | 水牛 | ○ | ◎ | 重 | 低〜中 | ○ | 中 | バッグ・ベルト |
| シープスキン | 羊 | ◎ | ○ | 軽 | 中 | ○ | 易 | ジャケット |
| ラムスキン | 羊 | ◎ | △ | 軽 | 高 | ○ | 難 | アパレル |
| ゴートスキン | 山羊 | ◎ | ◎ | 軽 | 中 | ○ | 中 | ジャケット |
| コードバン | 馬 | ○ | ◎ | 中 | 超高 | ◎ | 難 | 靴・財布 |
| ホースハイド | 馬 | ◎ | ◎ | 軽〜中 | 高 | ◎ | 中 | ジャケット |
| ピッグスキン | 豚 | ○ | ○ | 軽 | 低 | △ | 易 | 裏地・小物 |
| カンガルー | カンガルー | ◎ | ◎ | 軽 | 高 | ○ | 中 | スポーツ用品 |
| ディアスキン | 鹿 | ◎ | ○ | 軽 | 中 | ○ | 中 | 手袋 |
| ペッカリー | イノシシ | ◎ | ◎ | 軽 | 超高 | ○ | 難 | 高級手袋 |
| クロコダイル | ワニ | ○ | ◎ | 中 | 超高 | ○ | 難 | バッグ・財布 |
| アリゲーター | ワニ | ○ | ◎ | 中 | 超高 | ○ | 難 | バッグ・財布 |
| パイソン | 蛇 | ◎ | ○ | 軽 | 高 | △ | 難 | バッグ・財布 |
| オーストリッチ | ダチョウ | ◎ | ◎ | 軽 | 超高 | ○ | 中 | バッグ・財布 |
| スティングレイ | エイ | △ | ◎ | 中 | 高 | ○ | 易 | 財布・小物 |
| リザード | トカゲ | ◎ | ○ | 軽 | 中〜高 | △ | 中 | 財布・ベルト |
| シャークスキン | サメ | ○ | ◎ | 軽 | 中 | ○ | 易 | 財布・小物 |
| エレファント | 象 | ○ | ◎ | 中 | 超高 | ○ | 難 | 財布・バッグ |
| ヌバック | 牛等 | ◎ | ○ | 中 | 中〜高 | △ | 難 | ジャケット・靴 |
| スエード | 牛等 | ◎ | ○ | 中 | 中 | △ | 難 | ジャケット・靴 |
| オイルレザー | 牛等 | ◎ | ◎ | 中 | 中〜高 | ◎ | 易 | ジャケット・バッグ |
| ブライドル | 牛 | △ | ◎ | 重 | 高 | ◎ | 中 | ベルト・小物 |
| サドルレザー | 牛 | △ | ◎ | 重 | 中 | ◎ | 中 | ベルト |
| 合成皮革 | なし | ○ | △ | 軽 | 低 | なし | 易 | 全般 |
| 人工皮革 | なし | ○ | ○ | 軽 | 低〜中 | なし | 易 | 全般 |
記号の意味
◎:非常に良い ○:良い △:普通
超高:10万円〜 / 高:5〜10万円 / 中:3〜5万円 / 低:1〜3万円
用途別おすすめレザー選び
レザージャケット向け素材
初心者におすすめ
シープスキン
- 柔らかくて着やすい
- 3〜5万円で本革が手に入る
- RECCIAで人気の素材
- 軽量で疲れにくい
こんな方に:
初めての本革ジャケットを検討している方
長く使いたい方におすすめ
ステアハイド(牛革)
- 丈夫で経年変化が楽しめる
- 5年以上着られる
- コスパが良い
- 重厚感のある見た目
こんな方に:
一生モノのジャケットが欲しい方
軽さ重視の方におすすめ
ラムスキン・ゴートスキン
- 軽量で疲れにくい
- 女性らしい柔らかさ
- 春秋にぴったり
こんな方に:
重いジャケットが苦手な方
本格派におすすめ
ホースハイド(馬革)
- ヴィンテージ感
- 軽量でしなやか
- 経年変化が美しい
こんな方に:
こだわりの一着が欲しい方
バッグ向け素材
デイリー使用
カーフスキン
- 上品で傷に強い
- ビジネスにも使える
- 長く使える
ゴートスキン
- 軽量で丈夫
- カジュアルに使える
- コスパ良好
型押し牛革
- 傷が目立ちにくい
- 手入れが簡単
- 手頃な価格
特別な日用
クロコダイル
- 最高のステータス
- 一生モノ
- 資産価値あり
オーストリッチ
- 独特の高級感
- 軽量で使いやすい
- エレガント
パイソン
- 個性的
- 比較的手頃
- 金運アップのお守り
財布向け素材
長く使える定番
カーフスキン
- 上品で丈夫
- エイジングが美しい
- ビジネス向け
コードバン
- 最高級の光沢
- 経年変化が極上
- 一生モノ
ブライドルレザー
- 硬く丈夫
- 男性に人気
- 使い込むほど艶が出る
個性派
クロコダイル
- ステータス性抜群
- 高級感
- 資産価値
パイソン
- 金運アップ
- 個性的
- 軽量
スティングレイ
- 傷に強い
- 水に強い
- 長持ち
靴向け素材
ビジネスシューズ
カーフスキン
- 上品な光沢
- フォーマル対応
- 履き心地良好
キップスキン
- 丈夫で長持ち
- コスパ良好
- カーフより安価
カジュアルシューズ
スエード
- 柔らかい風合い
- カジュアル向け
- 秋冬に最適
ヌバック
- 上品なカジュアル
- ベルベット質感
- こなれ感
高級靴
コードバン
- 最高級の輝き
- 経年変化が美しい
- 一生モノ
カンガルー
- 軽量で丈夫
- スポーツシューズに最適
- 履き心地抜群
ベルト向け素材
丈夫さ重視
ブライドルレザー
- 非常に丈夫
- 経年変化が楽しめる
- ビジネス向け
サドルレザー
- 最も丈夫
- タンニンなめし
- カジュアル向け
高級感重視
クロコダイル
- 最高のステータス
- ドレスベルトに
- 資産価値
コードバン
- 独特の光沢
- 上品
- ビジネスに最適
ライフスタイル別選び方
ビジネス使用
おすすめ素材:
- カーフスキン
- キップスキン
- ブライドルレザー
ポイント:
- 上品な光沢
- シンプルなデザイン
- 黒・茶色などベーシックカラー
カジュアル使用
おすすめ素材:
- シープスキン
- ゴートスキン
- スエード
- ヌバック
ポイント:
- 柔らかい質感
- リラックス感
- カラーバリエーション豊富
アウトドア使用
おすすめ素材:
- オイルレザー
- 水牛革
- ステアハイド
ポイント:
- 撥水性
- 丈夫さ
- 手入れの簡単さ
フォーマル使用
おすすめ素材:
- カーフスキン
- パテントレザー
- クロコダイル
ポイント:
- 上品な光沢
- きれいめな質感
- ステータス性
価格帯別おすすめ素材
1万円以下
合成皮革・PUレザー
メリット:
- 手頃な価格
- 水に強い
- 手入れ不要
- カラバリ豊富
デメリット:
- 寿命2〜3年
- 経年変化なし
- 安っぽく見えることも
向いている方:
まずはレザーアイテムを試してみたい方
RECCIAからのアドバイス:
シンプルなデザインを選べば安っぽく見えません♪
3〜5万円
シープスキン・ゴートスキン・ピッグスキン
メリット:
- 本革の質感
- 手頃な価格
- 柔らかく着やすい
- 経年変化が楽しめる
デメリット:
- 牛革より強度は劣る
- 定期的な手入れが必要
向いている方:
本革デビューしたい方・コスパ重視の方
RECCIAからのアドバイス:
この価格帯がコスパ最強!本革の質感を手頃な価格で楽しめます♪
5〜10万円
カーフスキン・キップスキン・ステアハイド(上質品)・ホースハイド
メリット:
- 上質な革質
- 丁寧な縫製
- 長く使える耐久性
- 美しい経年変化
デメリット:
- 初期投資が必要
- 定期的なケアが必要
向いている方:
長く使える一生モノが欲しい方
10万円以上
コードバン・クロコダイル・オーストリッチ・最高級カーフ
メリット:
- 最高品質
- ステータス性
- 資産価値
- 極上の経年変化
デメリット:
- 高額な初期投資
- 専門的なケアが必要
- 使用に気を遣う
向いている方:
最高品質を求める方・投資として考えられる方
RECCIAからのアドバイス:
自分の好みを理解してから投資することをおすすめします!
レザー素材の見分け方
本革と合皮の見分け方
1. 触感で判断
本革:
- しっとり吸い付くような感触
- 温もりを感じる
- 手に馴染む
合皮:
- ツルツルして冷たい
- プラスチックのような感触
- 手に馴染まない
2. 匂いで判断
本革:
- 独特の革の匂い
- 自然な香り
- 動物的な香り
合皮:
- プラスチック臭
- 化学的な匂い
- 無臭の場合も
3. 断面を確認
本革:
- 繊維状の層が見える
- 不均一な断面
- 自然な風合い
合皮:
- 布地と樹脂の層
- 均一な断面
- 人工的な見た目
4. 水滴テスト(目立たない部分で)
本革:
- ゆっくり染み込む
- 色が濃くなる
合皮:
- 弾く
- 表面で玉になる
5. 折り曲げテスト
本革:
- 柔軟に曲がる
- 細かいシワができる
- 元に戻る
合皮:
- 硬めの曲がり方
- 白くなることも
- シワが残りやすい
高品質レザーの見極め方
表面の均一性
- 傷や色ムラが少ない
- きめ細かい質感
- 自然な光沢
縫製の品質
- 縫い目がまっすぐ
- ほつれがない
- 均等なステッチ
エッジ処理
- 端の処理が丁寧
- コバ(切り口)が美しい
- 磨きがかかっている
刻印・証明書
- ブランドロゴの刻印
- 素材表示タグ
- 品質証明書
素材別お手入れ方法
スムースレザーのケア
日常のケア
ブラッシング(馬毛ブラシ)
- ホコリを払う
- 週1回程度
乾拭き
- 柔らかい布で拭く
- 汚れを落とす
月1回のクリーム塗布
- 専用クリームを使用
- 薄く均一に伸ばす
- 余分なクリームは拭き取る
RECCIAのレザージャケットにも:
定期的なケアで5年以上美しく着られます♪
トラブル対処
水濡れの場合:
- すぐに乾いた布で拭く
- 陰干しで自然乾燥
- 完全に乾いてからクリーム
カビが生えた場合:
- ブラシで払い落とす
- 革用カビ取り剤を使用
- 十分に乾燥させる
- 保管場所を見直す
スエード・ヌバックのケア
必要な道具
- スエード用ブラシ(ゴム・真鍮)
- 防水スプレー
- 消しゴムタイプのクリーナー
手入れ方法
ブラッシング
- 毛並みを整える
- 使用後は毎回
汚れ落とし
- 消しゴムでこする
- 頑固な汚れは専用クリーナー
防水スプレー
- 月1回程度
- 25cm離して吹きかける
- 完全に乾かす
エキゾチックレザーのケア
クロコダイル・パイソン
- 専用クリームを使用
- 柔らかい布で優しく拭く
- 過度な水分は避ける
- 専門店でのメンテナンス推奨
- 年1回プロに任せる
オーストリッチ
- 柔らかい布で乾拭き
- クイルマーク部分は優しく
- 専用クリームで保湿
- 直射日光を避ける
スティングレイ
- 最も手入れが簡単
- 水拭きOK
- 傷に強い
- ほぼメンテナンスフリー
オイルレザーのケア
特徴
- 手入れが簡単
- オイルが染み込んでいる
- 撥水性がある
手入れ方法
- ブラッシング
- 乾拭き
- 6ヶ月に1回オイル補給
注意:
オイルの入れすぎは厳禁
サステナビリティとレザー
環境への配慮
なめし方法の環境負荷
タンニンなめし
- 植物由来で環境に優しい
- 時間がかかる
- 排水処理が比較的簡単
クロムなめし
- 化学薬品使用
- 短時間で加工可能
- 適切な排水処理が必要
副産物としてのレザー
重要な視点:
- 革は食肉の副産物
- 捨てずに活用する文化
- 無駄にしないという考え方
持続可能な選択:
- 長く使えるものを選ぶ
- 適切にケアして寿命を延ばす
- 修理して使い続ける
動物福祉とエシカル
倫理的な調達
- トレーサビリティの確認
- 動物福祉に配慮した飼育
- 絶滅危惧種は避ける
認証マーク
LWG(Leather Working Group)
- 環境配慮の認証
- 責任あるなめし
- サステナブルなレザー
代替素材の選択肢
ヴィーガンレザー
素材:
- ポリウレタン
- ポリ塩化ビニル
- 植物由来素材
メリット:
- 動物性素材不使用
- 比較的安価
- 手入れが簡単
デメリット:
- 耐久性は本革に劣る
- 経年変化がない
植物由来レザー
サボテンレザー
- メキシコ産サボテン使用
- 環境負荷が低い
- 本革に近い質感
キノコレザー(マイセリウム)
- キノコの菌糸体を使用
- 急成長中の素材
- 高級ブランドも採用
パイナップルレザー(ピニャテックス)
- パイナップル葉の繊維
- 農業廃棄物を活用
リンゴレザー
- リンゴの搾りかすを使用
- イタリア発の素材
リサイクルレザー
- 革の端材を再利用
- 環境負荷を軽減
- コストを抑えられる
よくある質問(FAQ)
Q1. 初めて買うならどの素材がおすすめ?
A: シープスキンがおすすめです!
理由:
- 柔らかくて着やすい
- 3〜5万円で本革が手に入る
- 手入れも比較的簡単
- RECCIAでも人気の素材
- 軽量で疲れにくい
代替案:
フェイクレザーで試してみたい方は、1万円前後のPUレザーから始めても良いでしょう♪
Q2. 雨に強いレザーはありますか?
A: 以下の素材が比較的雨に強いです。
1. スティングレイ(エイ革)
- 元々水中に棲む動物なので耐水性が高い
- 最も雨に強い本革
2. オイルレザー
- オイルが染み込んでいるため撥水性あり
- 多少の雨なら問題なし
3. 合成皮革
- 水を弾くため雨でも安心
- 手入れも簡単
4. クロム革
- タンニン革より水に強い
注意点:
本革は基本的に雨に弱いため、防水スプレーでの保護をおすすめします!
Q3. アレルギーが心配です...
A: 動物アレルギーがある方は以下を検討してください。
アレルギー対応素材:
- 合成皮革(PUレザー)
- 人工皮革
- ヴィーガンレザー
- 植物由来レザー
これらは動物性素材を使用していません。
パッチテストの推奨:
- 購入前に少し触れてみる
- 不安な場合は専門医に相談
Q4. 経年変化が楽しめる素材は?
A: 以下の素材がおすすめです!
エイジングが美しい素材トップ5
1. コードバン
- 独特の光沢が増す
- 深みのある色に変化
- 最高級のエイジング
2. タンニンなめし牛革
- 深みのある色に変化
- 使うほど艶が出る
- 飴色の変化
3. ヌメ革
- 飴色に変化
- 最も劇的な変化
- 手入れが楽しい
4. ブライドルレザー
- ブルームが消えて艶が出る
- 深い色合いに
5. オイルレザー
- 色が濃くなる
- 艶が増す
- プルアップ効果
これらは使い込むほどに味わいが増し、自分だけの一品になります♪
Q5. 素材によって重さはどれくらい違う?
A: 素材別の重さ比較(レディースジャケットMサイズの目安)
軽い順:
- ラムスキン・シープスキン 約600g
- ゴートスキン 約700g
- ホースハイド 約800g
- カウハイド 約900g
- ステアハイド 約1,000〜1,500g
重さが気になる方は:
シープスキンやゴートスキンがおすすめです!
RECCIAからのアドバイス:
重さは着心地に直結します。
試着して肩が凝らないか確認しましょう♪
Q6. 高いレザーと安いレザーの違いは?
A: 主な違いは以下の通りです。
革の質:
- 高級:きめ細かく均一
- 安価:傷や色ムラが多い
部位:
- 高級:背中など良い部位
- 安価:端材や質の低い部位
なめし:
- 高級:時間をかけて丁寧に
- 安価:短時間で大量生産
縫製:
- 高級:職人の手仕事
- 安価:機械で大量生産
耐久性:
- 高級:10年以上
- 安価:2〜3年
Q7. レザーは何年くらい着られる?
A: 素材と価格帯によって大きく変わります。
素材別の目安:
フェイクレザー: 2〜3年
本革(シープ): 5〜7年
本革(ステア): 5〜10年
高級本革: 10〜20年以上
長持ちさせるコツ:
- 定期的なケア
- 適切な保管
- 着用後のブラッシング
- 湿気を避ける
- 直射日光を避ける
RECCIAからのアドバイス:
適切にケアすれば、本革は一生モノになります!
Q8. 洗濯はできる?汚れたらどうすればいい?
A: 本革のレザージャケットは、基本的に自宅で洗濯できません。
日常の汚れ対処法:
表面の汚れ:
- 固く絞った布で優しく拭く
- 革用消しゴムでこする
- 専用クリーナーを使用
ひどい汚れ・臭い:
- 革製品専門のクリーニング店に相談
- 年1回プロのケアを推奨
フェイクレザー:
- 手洗いできる表示があるものも
- 洗濯機は基本NG
- 中性洗剤で優しく洗う
Q9. 保管方法は?カビを防ぐには?
A: 適切な保管でカビと劣化を防げます。
正しい保管方法:
環境:
- 湿度60%以下
- 風通しの良い場所
- 直射日光を避ける
- 暗所保管
方法:
- ブラッシング・拭き掃除
- クリームで保湿
- 不織布カバーをかける
- ハンガーに吊るす
- 詰め込みすぎない
カビ対策:
- 除湿剤を置く
- 月1回風を通す
- 湿気の多い場所は避ける
- ビニール袋は使わない
Q10. 色移りは防げる?
A: 完全には防げませんが、対策は可能です。
色移りしやすい状況:
- 雨に濡れた時
- 汗をかいた時
- 新品の時
- 濃色のレザー
対策:
防水スプレー
- 色移り防止効果も
- 定期的に使用
避ける組み合わせ
- 白い服×濃色レザー
- 雨の日の使用
インナーの工夫
- 濃色の服を着る
- 肌に直接触れないように
既に色移りした場合:
- すぐに拭き取る
- 専用のクリーナー使用
- クリーニング店に相談
まとめ|自分に合ったレザー素材を見つけよう
レザー素材は多種多様で、それぞれに魅力があります。
素材選びのポイント
☑ 予算
- 1万円以下: 合成皮革・PUレザー
- 3〜5万円: シープスキン・ゴートスキン
- 5〜10万円: カーフスキン・ホースハイド
- 10万円以上: コードバン・エキゾチックレザー
☑ 用途
- 毎日使う: ステアハイド・ゴートスキン
- 特別な日用: エキゾチックレザー
- ビジネス: カーフスキン
- カジュアル: シープスキン・スエード
☑ 手入れのしやすさ
- 初心者向け: シープスキン・オイルレザー
- 手間をかけられる: タンニン革・エキゾチック
- 手入れ不要: 合成皮革
☑ 経年変化
- エイジング重視: タンニンなめし本革
- 変化を求めない: クロム革・合成皮革
☑ 重さ
- 軽さ重視: シープスキン・ラムスキン・ゴートスキン
- 重厚感重視: ステアハイド・ブルハイド
RECCIAからの最終アドバイス
初めてレザージャケットを買うなら、3〜5万円のシープスキンがコスパ最強です!
柔らかくて着やすく、本革の魅力を存分に楽しめます♪
自分の予算と用途に合わせて、後悔しない素材選びをしてください。
適切なケアをすれば、本革は5年・10年と長く愛用できる一生モノになります!
大切なのは:
- 自分のライフスタイルに合った素材を選ぶこと
- 無理のない予算で購入すること
- 愛着を持って長く使うこと
レザー製品は、使うほどに自分だけの表情になっていきます。
ぜひ、あなたにぴったりのレザー素材を見つけて、長く愛用してください!
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この記事がレザー素材選びの参考になれば幸いです。
RECCIAでは、シープスキン・ゴートスキン・ステアハイドなど、様々な素材のレザーアイテムを取り揃えています。
ぜひあなたにぴったりの一着を見つけてください♪

























