バイク用と普通の革ジャン、何が違うの?

ファッション用の革ジャンとバイク用の革ジャン。

見た目は似ているけど、実は設計がまったく違うんです!

☑ ライディング姿勢に合わせた設計

バイクに乗るときって、腕を前に伸ばしてハンドルを握りますよね。

バイク用はこの前傾姿勢でも肩や胸が突っ張らないように作られています。

普通の革ジャンだと、バイクに乗ったとき窮屈に感じることも...。

☑ 風の侵入を防ぐ工夫

走行中は強い風を受け続けるので、袖口にはベルトやファスナーが付いています。

グローブの上からしっかり締められるから、風が入り込みにくい!

裾にもアジャスターが付いていて、バタつきを抑えられますよ。

☑ プロテクターを装着できる

これが最大の違いかもしれません。

肩・肘・背中など、転倒時にダメージを受けやすい部位にプロテクターを入れるポケットが付いています。

最初からプロテクターが付属しているモデルも多いので、安心感が違いますね♪


女性がバイク用革ジャンを選ぶ5つのポイント

レディース向けの革ジャンを選ぶときは、この5つを押さえておけばOK!

① プロテクターの有無をチェック

まず確認したいのが、プロテクターが付いているかどうか。

標準装備されていれば、届いたその日から安心して着られます♪

装着箇所は「肩・肘・背中」の3点が基本。

胸部プロテクターにも対応しているモデルなら、さらに安心ですね。

② 素材で選ぶ(本革 or 合皮)

革ジャンの素材は大きく分けて2種類あります。

素材 特徴
本革 耐久性が高く、着込むほど体に馴染む
合皮(PUレザー) 軽くて扱いやすく、価格も手頃

長く愛用したいなら本革がおすすめですが、初めての1着なら合皮で試してみるのもアリですよ。

③ 自分の体型に合ったサイズを選ぶ

革ジャンは体にフィットしてこそ、その機能を発揮します。

大きすぎると風でバタついたり、プロテクターがずれたりする原因に...。

サイズ選びのコツは後ほど詳しく解説しますね!

④ 季節・用途に合った仕様を選ぶ

バイクに乗る季節によって、最適な仕様は変わってきます。

  • 春秋メイン → 通常のレザージャケットでOK
  • 夏も着たい → パンチングレザー(通気孔のある革)
  • 冬も着る → ゆとりのあるサイズでインナー対応

⑤ 普段使いもできるデザインか

せっかく購入するなら、バイクを降りた後も着られるデザインがいいですよね?

シンプルなシングルライダースなら、カジュアルコーデにも合わせやすくて便利です♪

当サイトでもバイクシーンから日常使いまで活躍するレザーアイテムを多数取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


プロテクターは本当に必要?

「革は丈夫だし、プロテクターはいらないかな...」と思っていませんか?

結論からいうと、プロテクターは必要です!

その理由を説明しますね。

☑ バイク事故で多いケガの部位

警察庁の統計によると、バイク事故による死亡原因で最も多いのは頭部。

次いで胸部、腹部と続きます。

つまり、ヘルメットで頭を守るだけじゃなく、胴体の保護も大切なんです。

☑ 革だけでは衝撃を防げない

革は摩擦には強い素材。

転倒して路面を滑っても、簡単には破れません。

でも...衝撃を吸収する能力は高くないんです。

硬い路面や縁石にぶつかったとき、革だけでは体へのダメージを防ぎきれません。

プロテクターは衝撃を分散・吸収してくれるから、革ジャンと組み合わせることで初めて十分な防護性能が得られますよ。

☑ 後付けのインナープロテクターもあり

お気に入りの革ジャンがすでにある場合は、インナープロテクターを活用する方法も。

ベストタイプを革ジャンの下に着れば、見た目を損なわずに安全性を確保できます♪

レディースサイズも展開されているので、体型に合ったものを選んでくださいね。


本革と合皮、どっちがいい?

革ジャン選びで迷うのが素材ですよね。

それぞれの特徴を比べてみましょう!

本革(牛革・羊革)のメリット

  • きちんと手入れすれば10年、20年と着続けられる
  • 着込むほどに体に馴染んで、味が出てくる
  • 耐久性が高い

牛革は厚みがあって丈夫だけど、やや重くて硬め。

**羊革(シープレザー)**は薄くて軽く、最初から柔らかいので着心地バツグン♪

女性には軽くて扱いやすい羊革が人気ですよ。

合皮(PUレザー)のメリット

  • 軽くて扱いやすい
  • 価格が手頃
  • 水濡れに比較的強い

ただし、本革に比べると経年劣化しやすいのがデメリット。

数年で表面がひび割れたり剥がれたりすることも...。

初めての1着におすすめなのは?

2つのパターンがあります!

  1. 手頃な合皮で使用感を試してから、本革にステップアップ
  2. 最初から羊革の本革を選んで長く愛用

予算と「どれくらい長く使いたいか」で決めるといいですね♪


失敗しないサイズ選びのコツ

革ジャンのサイズ選びは、普段の洋服選びとちょっと違います。

失敗しないためのポイントをお伝えしますね!

普段着のサイズで選ぶと失敗しやすい

「普段はMサイズだから革ジャンもM」...これ、実は危険なんです。

理由は2つ。

  • ブランドやモデルによってサイズ感が大きく違う
  • 革は着込むうちに伸びて体に馴染む

最初からジャストサイズを選ぶのが基本!

大きめを選んでしまうと、いつまでもダボついたままになっちゃいます。

インナーやプロテクターを考慮して

サイズを決めるときは、実際に着用するシーンをイメージしましょう。

シーン サイズの選び方
春秋に薄手のインナーで着る ジャストサイズでOK
冬に厚手のインナーを着込む ゆとりを見込んで

プロテクターを装着すると内側のスペースが減るので、必ず装着した状態で確認してくださいね。

ネット購入で失敗しないために

実際に試着できないネット購入では、採寸データをしっかり確認することが大切!

チェックすべき4つの項目

  • バスト(胸囲)
  • ウエスト
  • 肩幅
  • 着丈

自分の体のサイズを測っておいて、商品ページの仕上がり寸法と比較しましょう。

バストとウエストは、ヌード寸法に10〜14cm程度を足した数値が目安ですよ。

当サイトでは商品ごとに詳細なサイズ表を掲載していますので、購入前の参考にしてくださいね♪


バイク用革ジャン レディースおすすめ10選

ここからは、女性ライダーにおすすめの革ジャンを厳選してご紹介します!

タイプ別に分けたので、自分の優先ポイントに合わせて選んでみてくださいね。

【プロテクター付き】安心重視の3選

1. 肩・肘・背中プロテクター標準装備のシングルライダース

シンプルなデザインながら、必要な箇所にプロテクターを完備。

着脱可能なので、街着として使うときは外せます♪

2. 胸部プロテクターにも対応したダブルライダース

胸部を含む4点にプロテクターを装着できる本格仕様。

安全性を最優先したい方に!

3. CE規格プロテクター採用のスポーツタイプ

欧州の安全基準をクリアしたプロテクターを搭載。

ネイキッドやスポーツバイクによく似合います。

【羊革(シープレザー)】軽さ重視の2選

4. 初心者にもおすすめの軽量シープレザージャケット

「革ジャン=重い・硬い」というイメージを覆す1着!
初めての革ジャンにぴったりです。

5. プリーツ加工で動きやすさを追求したモデル

肩や背中にプリーツ(ひだ)を入れて、動きやすさをアップ。

長時間のツーリングでも疲れにくい設計です♪

【シンプルデザイン】普段使いもしたい派の3選

6. 装飾を抑えたミニマルデザインのシングルライダース

余計な装飾を省いたシンプルさが魅力。

バイクを降りた後もそのまま街を歩けます!

7. フード付きでカジュアルに着られるモデル

取り外し可能なフード付き。

バイクに乗るときは外して、普段使いでは付けて...と着こなしを変えられます。

8. 女性らしいシルエットのレディース専用設計

女性の体型に合わせて一から設計されたモデル。

ウエストのくびれやバストラインが美しく見えますよ♪

【コスパ重視】お手頃価格の2選

9. 合皮ながらプロテクター対応のエントリーモデル

手頃な価格でプロテクターを装着できるポケット付き。

「まずは試してみたい」という方の最初の1着に!

10. 本革で2万円台を実現したコスパ抜群モデル

良質な羊革を使いながら、価格を抑えたお買い得品。

本革の質感を手頃な価格で楽しみたい方に。


季節別|革ジャンはいつまで着られる?

「革ジャンって暑くないの?」「冬は寒くない?」

そんな疑問にお答えします!

春・秋はベストシーズン

革ジャンが最も活躍するのは、気温15〜25℃程度の春と秋。

1枚で快適に着られて、朝晩の冷え込みにも対応できます。

革ジャンでツーリングに出かけるには絶好の季節ですね♪

夏に着たいならパンチングレザー

真夏に通常の革ジャンを着るのは正直キツイ...。

でも、パンチングレザーなら夏でも革ジャンを楽しめます!

パンチングレザーとは、革に細かい穴を開けて通気性を持たせた素材のこと。

メッシュジャケットに近い感覚で着られますよ。

夏もバイクに乗る機会が多い方は、通常タイプとパンチングタイプの2着持ちが便利です。

冬はインナーとの組み合わせがカギ

革には保温性がありますが、それだけで真冬を乗り切るのは難しいのが現実。

おすすめの対策はこちら!

  • 高機能インナーを着る
  • ライナー(中綿入りの内張り)付きモデルを選ぶ
  • ネックウォーマーを併用する

ライナーが取り外しできるモデルなら、季節に応じて調整できて便利ですよ♪


身長別|シルエットの見え方の違い

同じサイズでも、身長によって見え方は変わります。

自分の身長に合ったシルエットを意識しましょう!

150cm台の場合

小柄な方は着丈の長さに注意。

着丈が長すぎると腰回りがもたついて見えたり、シートに座ったとき裾が邪魔になったり...。

着丈55cm前後のショート丈がバランス良く着こなせますよ。

レディース専用設計や、XS・Sサイズ展開のあるモデルを探してみてくださいね。

160cm台の場合

160cm台は多くのレディースモデルの標準的な想定身長に近いので、選択肢が豊富!

M〜Lサイズを中心に、肩幅と袖丈が合うものを選びましょう。

着丈は58〜62cm程度がバランス良く見えます。

丈が合わないときは?

既製品ではどうしても丈が合わない...そんなときの対処法です。

  1. 袖丈や着丈の調整を受け付けている商品を選ぶ
  2. オーダーメイドやサイズオーダー対応のモデルを選ぶ

価格は上がりますが、自分の体型にぴったり合った1着が手に入りますよ♪


革ジャンを着るときの服装ポイント

革ジャンさえ着ていれば安心...というわけではありません!

ボトムスや小物の選び方も安全性に関わってきます。

バイクに乗るときのNGアイテム

以下のアイテムは避けましょう。

  • ❌ ひらひらしたスカート(巻き込みの危険)
  • ❌ サンダルやヒールの高い靴(操作性の低下)
  • ❌ 短いソックス(足首が露出)
  • ❌ フードの紐が長いパーカー(引っかかりの危険)

転倒時のケガを防ぐためにも、肌の露出は最小限に!

ボトムスの選び方

革ジャンに合わせるボトムスは、デニムやチノパンなど丈夫な素材がおすすめ。

理想をいえば、膝プロテクターを装着できるライディングパンツを選ぶと安全性アップ!

最近はデニムに見えるプロテクター入りパンツも増えていますよ。

当サイトではレザーパンツやライディング対応のボトムスも取り扱っていますので、トータルコーディネートの参考にしてくださいね♪

ヘルメットやグローブとのバランス

全身の統一感を意識すると、よりおしゃれに見えます!

  • 黒の革ジャン → ヘルメットやグローブも黒系で統一
  • ブラウンの革ジャン → 同系色の小物でヴィンテージ感を演出

グローブも革製を選べば、革ジャンとの相性バツグンですよ♪


よくある質問

Q. 革ジャンは重くて疲れませんか?

牛革は確かに重量があり、長時間の着用で疲れを感じることも。

でも、羊革(シープレザー)なら1kg前後と軽く、ナイロン製のジャケットとそれほど変わりません!

重さが気になる方は、羊革を使ったモデルを選んでみてくださいね。

Q. 雨の日に革ジャンを着ても大丈夫?

革は水に弱い素材なので、雨天時の着用は基本的におすすめしません。

濡れたまま放置するとシミになったり、型崩れの原因になったり...。

急な雨に備えてレインウェアを携帯しておくと安心です!

ただし、撥水加工が施されたモデルなら多少の雨には対応できますよ。

Q. メンズ用を女性が着るのはあり?

体型に合っていれば可能です。

ただし、メンズ用は肩幅が広く、ウエストのくびれがないストレートシルエットが多いので、全体的にオーバーサイズに見えがち...。

機能面でも、肩のプロテクター位置がずれるなどの問題が起きやすくなります。

できればレディース専用設計のモデルを選ぶのがおすすめですよ♪


まとめ

バイク用の革ジャンは、安全性とファッション性を両立できる素敵なアイテムです!

選ぶときのポイントをおさらい

☑ バイク用と普通の革ジャンは設計が違う

☑ プロテクターは安全のために必要

☑ 素材は本革と合皮で特徴が異なる

☑ サイズは普段着と同じ感覚で選ばない

☑ 季節に合った仕様を選ぶ

自分の体型や用途に合った1着を見つければ、ツーリングがもっと楽しくなるはず♪

当サイトでは、この記事で紹介したようなバイク向けレザージャケットをはじめ、グローブやバッグなどのレザーアイテムを幅広く取り揃えています。

ぜひお気に入りの1着を探してみてくださいね!