シングルライダースとは?ダブルとの違い

ライダースジャケットには「シングル」と「ダブル」の2種類があります。

まずはその違いを押さえておきましょう!

シングルライダースが女性に人気の理由

シングルライダースは、フロントの中央にファスナーがまっすぐ付いたシンプルなデザインが特徴です。

☑ 装飾が少なく、どんな服にも合わせやすい
☑ ノーカラータイプも多く、女性らしい印象で着こなせる
☑ 生地が重ならない分だけ軽くて着脱もラク

日常使いしやすいアウターとして、幅広い年代の女性に選ばれています♪

シングルとダブル、どう違う?

項目 シングル ダブル
ファスナー 中央に垂直 斜め
装飾 少なめ 多め
印象 シンプル・上品 ハード・個性的
おすすめ 初心者さん向け 中級者さん向け

ダブルは存在感が強く、コーディネートの難易度が上がりがち。

初めての1着なら、合わせやすいシングルからスタートするのがおすすめです!


「似合わない」を防ぐ!失敗しない選び方

「買ってみたけど似合わなかった...」を避けるために、選び方のポイントをチェックしていきましょう。

素材で変わる!見た目と着心地の違い

シングルライダースの素材は大きく分けて3種類あります。

1. 本革(牛革)
重厚感があり、経年変化を楽しめるのが魅力。

ただし、やや重めで最初は硬さを感じることも。

2. ラムレザー(羊革)
本革の中でも軽くて柔らかく、女性に大人気!
体に馴染みやすく、上品な光沢感があります。

3. 合皮(PUレザー)
手頃な価格で気軽にトライできるのがメリット。

「まずは試してみたい」という方にぴったりです。

初めての1着なら、着心地の良いラムレザーか、お試しで合皮を選ぶのがおすすめ♪

黒以外もあり!カラーの選び方

ライダースといえば黒のイメージが強いですが、他のカラーも素敵ですよ。

  • ...定番で合わせやすい。
    引き締め効果も◎
  • グレー...黒より柔らかく、顔まわりが明るく見える
  • ブラウン・キャメル...温かみがあり、秋冬コーデと相性抜群

普段着る服の色味に合わせて選ぶと、コーディネートがぐっとラクになります!

襟のデザインで印象が変わる

シングルライダースには、スタンドカラー(襟あり)とノーカラー(襟なし)があります。

スタンドカラー
首元がすっきり見えて、かっこいい印象に。

タートルネックとの重ね着にも◎

ノーカラー
より女性らしく、柔らかな雰囲気に。

フード付きパーカーとも合わせやすい!

首が短めの方はノーカラー、首が長めの方はスタンドカラーを選ぶとバランスが取りやすくなりますよ。

サイズ選びのポイント

ライダースは「ジャストサイズ」が基本です!

大きすぎると野暮ったく見え、小さすぎると窮屈な印象に...。

☑ 肩幅がぴったり合っている
☑ 袖丈は手首が少し見える程度
☑ 着丈はウエスト〜腰骨あたり

試着の際は、薄手のカットソーだけでなく、ニットを中に着た状態でも確認してみてくださいね。


購入前にチェック!手持ち服との相性診断

せっかく買っても「合わせる服がない...」となっては悲しいですよね。

購入前に、自分のワードローブとの相性を確認しておきましょう!

こんな服が多い人はライダース向き♪

☑ シンプルなTシャツやカットソー
☑ デニムパンツ
☑ 無地のワンピース
☑ スキニーパンツやテーパードパンツ

ベーシックなアイテムが揃っていれば、ライダースを足すだけでコーデが完成します!

要注意なワードローブ

一方で、こんな服が多い方は少し注意が必要かも...?

  • フリルやレースたっぷりのガーリーな服ばかり
  • 柄物や派手なカラーの服が中心
  • オフィスカジュアルばかりでカジュアル服が少ない

購入前に「どの服と合わせるか」を3パターンほど考えておくと安心です♪


すぐ真似できる!シングルライダースの簡単コーデ

ここからは、初心者さんでもすぐに真似できるコーディネートをご紹介します!

デニム×ライダースの王道カジュアル

ライダースとデニムの組み合わせは、まさに鉄板!

白Tシャツ+デニム+黒のシングルライダースだけで、おしゃれなカジュアルスタイルが完成します。

足元はスニーカーでカジュアルに、パンプスで大人っぽく...と、小物で変化をつけやすいのもポイント♪

ワンピースに羽織るだけ!甘辛ミックス

女性らしいワンピースにライダースを羽織ると、程よく甘さが抑えられます。

花柄やプリーツなど、フェミニンなワンピースほど相性は抜群!
「ちょっと甘すぎるかな?」と感じるコーデの引き締め役として大活躍してくれますよ。

きれいめパンツで通勤スタイルにも

センタープレスのパンツやスラックスと合わせれば、オフィスカジュアルにも対応できます。

インナーはシンプルなブラウスやニットを選んで。

ノーカラーのライダースなら、より上品な印象に仕上がります♪


季節別の着こなしポイント

シングルライダースは3シーズン活躍する優秀アウター!
季節ごとの着こなしのコツをお伝えします。

春|ライトアウターとして

薄手のカットソーやブラウスの上にさらっと羽織るのがおすすめ。

白やベージュなど明るいカラーのボトムスを合わせると、季節感が出ますよ♪

秋|主役アウターとして

秋はライダースが最も映える季節です!

ニットやスウェットの上に羽織って、コーデの主役に。

ブラウンやキャメルのライダースなら、秋らしいこっくりした雰囲気が楽しめます。

冬|重ね着で活用

真冬は単体では厳しいですが、工夫次第で着用OK!

  1. タートルネックや厚手のニットを中に着込む
  2. マフラーや手袋で防寒対策
  3. ライダースの上からロングコートを重ねる

レイヤードスタイルで冬もおしゃれに着こなせます♪


年代別|大人女性の上品な着こなしコツ

「若い子のアイテムでは...?」と思われがちですが、年代に合った着こなしで大人も素敵に着られます!

30代|カジュアルすぎない工夫を

カジュアルときれいめのバランスを意識しましょう。

デニムに合わせる場合も、足元はパンプスやショートブーツで大人っぽさをプラス。

アクセサリーは華奢なデザインを選ぶと上品な印象に♪

40代|素材とカラー選びがカギ

安っぽく見えない本革やラムレザーを選び、落ち着いたカラーでまとめましょう。

全身を黒にせず、白やグレーを取り入れると重くなりすぎません。

髪型やメイクを上品に整えることで、全体のバランスが取れますよ。

50代|上質さとゆとりを大切に

上質な素材とゆとりのあるシルエットを選ぶのがコツです。

☑ 柔らかいラムレザーで体に馴染みやすく
☑ ノーカラータイプで女性らしく上品に
☑ ワイドパンツやロングスカートでゆったりと

品の良さを大切にした着こなしで、大人の魅力が引き立ちます♪


避けたい!残念に見えるNGコーデ

せっかくのライダースも、コーディネートを間違えると残念な印象に...。

気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

全身ハードはNG

黒ライダース+黒スキニー+黒ブーツ...と全身をハードにまとめすぎると、近寄りがたい印象になりがちです。

どこかに白やベージュなど柔らかいカラーを入れて、抜け感を作りましょう!
インナーを明るい色にするだけでも、印象はかなり変わりますよ。

サイズミスに注意

大きすぎると「着られている感」が出て、だらしなく見えることも。

反対に、小さすぎると窮屈そうに見えてしまいます。

特に40代以降は、ジャストサイズを選ぶことが若々しく見えるポイントです!

小物で差がつく!

ライダースをおしゃれに着こなすなら、小物にも気を配りましょう。

  • バッグ...小ぶりのレザーバッグやシンプルなトート
  • アクセサリー...華奢なデザインで品よく
  • 足元...ヒールやきれいめブーツで大人っぽく

ごつい小物を合わせすぎると、全体がカジュアルダウンしすぎてしまいます。


よくある質問

Q. ライダースは何月から何月まで着られる?

一般的には9月〜5月頃まで活躍します!
真夏以外の3シーズンで着られるので、コスパは高いアウターといえますね。

Q. 身長が低くてもバランスよく着られる?

着丈の短いコンパクトなデザインを選べば大丈夫!
ボトムスはハイウエストのものを選び、全体のシルエットを縦長に見せることを意識してみてください。

Q. 本革と合皮、最初はどっちがいい?

迷ったら、まずは合皮から試してみるのがおすすめです。

価格が抑えられるので、気軽にトライできますよ♪

ただし、長く愛用したい・本物の質感を求めるなら、最初から本革を選ぶのもアリです!


まとめ

レディースのシングルライダースは、シンプルで合わせやすく、初心者さんにもおすすめのアウターです。

選び方のポイント

☑ 素材はラムレザーか、お試しの合皮から
☑ カラーは黒以外にグレーやブラウンも◎
☑ サイズはジャストフィットが基本
☑ シンプルなデザインが長く使える

コーデのポイント

☑ デニムやワンピースなど手持ち服と合わせやすい
☑ 甘めアイテムの引き締め役として活躍
☑ 年代に合った素材選びとバランスで上品に

「似合わないかも...」と敬遠していた方も、ポイントを押さえれば自分らしく着こなせます。

ぜひこの記事を参考に、お気に入りの1着を見つけてみてくださいね♪